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避難所では

災害時要援護者への理解と配慮
 

◇内蔵機能に障がいのある人や、聴覚障がい、音声・言語機能に障がいのある人などは、外見からはわからない場合がありますので、特別な配慮が必要なことを理解しましょう。

◇日常と違う状況のため、精神的に不安にならないように話し相手になるなど、積極的に話しかけましょう。

◇妊産婦の場合は、出産や育児に対する不安に加え、避難生活による大きなストレスが加わることを理解し、周囲が配慮してあげることが必要です。また、乳幼児や小さな子どものいる家庭は、夜泣きなど、周囲に気を遣って生活しなければならないことも周りの人は理解しましょう。

◇一緒に生活している保護者や家族など、知的障がいのある人をケアしている人たちを理解し、避難場所でともに生活ができるよう思いやりを持って支援しましょう。

◇精神障がいのある人は、慣れない環境で精神的に不安になり、集団生活になじめない場合があるので、本人や家族に対して配慮するよう心がけましょう。


避難所を運営するうえでの災害時要援護者への配慮
 

◇外見からは障がいなどがあることがわかりにくいことがあります。避難場所などで情報から取り残されないよう、まず、掲示板などで呼びかけて本人から災害時要援護者であることを自主的に申し出てもらいましょう。

◇情報や連絡事項を伝える時は、放送や口頭連絡による方法と掲示板による方法を併用しましょう。ただし、口頭連絡の場合、一度に多量の情報を伝えると、混乱することがありますので、わかりやすい口調で相手に確認しながら情報を伝える気配りが大切です。

◇手話のできる人がいる場合は、手話を遣って情報を伝えましょう。

◇食事や救援物資などの配給は、災害時要援護者を優先しましょう。

◇高齢者や乳幼児は体調を崩しやすいので、室内の保温や寝具、食事などに配慮しましょう。(優先的な食事の配給、固いものや冷えたものの別途調理など)

◇乳幼児や児童の中には、アトピーなどの食物アレルギーの人がいますので、保護者に確認するなどして食事の配給を行いましょう。

◇救援物資を運ぶなどの作業が負担にならないように配慮しましょう。

◇慣れない避難場所では、どこに何があるのかわからず、生活全般で大変不自由な思いをしますので、最初に避難所の中を案内し、どこに何があるかを知らせてあげましょう。

◇盲導犬を連れている人の場合は、周囲の人が配慮するよう心がけましょう。

◇知的障がいのある人の中には、突然の状況の変化に適応できなかったり、大勢の知らない人たちと生活をともにすることが難しい場合があります。このような時には、保護者や家族と早めに相談し、落ち着いて避難生活ができる施設などへ二次避難するよう手続きをとりましょう。

◇日本語が不自由な外国人には、海外旅行用の会話集や防災パンフレットなどを利用し、正しい情報を伝えましょう。

◇通訳のできる人は、災害に関する情報などの伝達に積極的に協力しましょう。

◇聴覚障がいや音声・言語機能障がいのある人が、情報発信にFAX(ファックス)が使えない時には、内容を紙に書いてもらい、電話などで代行して伝えてあげるようにしましょう。


避難所設営時における災害時要援護者への配慮
 

(具体的な事例)
「居室」
◇高齢者や視覚障がいのある人、身体障がいのある人の場合は、移動する距離が短くてすむように、トイレ、壁際、入口近くで通行しやすい場所などに避難スペースを設けるなどの配慮をしましょう。

◇介護スペースや車いすの利用スペースも含め、一人あたり4畳程度の広さを確保しましょう。

「通路」
◇高齢者や車いす利用者が歩きやすいように、周囲の人は協力して段差の解消に努めましょう。

◇車いすが通るためには、約90cmの幅が必要です。

◇車いす利用者や視覚障がい者の通行の邪魔にならないよう、物を置かないようにしましょう。

「トイレ」
◇各避難所には、車いすが利用可能な手すり付きの簡易組み立てトイレや、洋式トイレしか使えない障がい者、高齢者のためのポータブルトイレが配備されていますので、できるだけ早く使用できるように協力して組み立てましょう。

「保健・衛生コーナー」
◇内部障がいのある人が使用する器具の消毒・交換・医療上の手当、補装具交換などができるように、プライバシーに配慮した空間を作るようにしましょう。

◇安静が必要な妊婦や、おむつ交換、授乳が必要な乳幼児が過ごすことのできる別室やコーナーを確保しましょう。

「生活情報コーナー」
◇災害時要援護者に必要な生活・医療・福祉などの情報を提供できるコーナーを設置しますので、有効に活用されるように周知しましょう。

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